【シンガポール転職】海外転職4年後の年収と手取り額

    
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【シンガポール転職】海外転職4年後の年収と手取り額

転職活動時、何を1番重要な軸として活動しますか。

仕事のやりがいであったり、ワークライフバランス、職場環境などなど。人それぞれ転職活動をする上で重要な軸というのはあるかと思いますが、すべての人に共通する重要なことは年収、お金かと思います。

私は海外転職をしようと決めたきっかけは、やはり仕事のやりがいと年収アップでした。

私は日本にて外資系企業で働いていたので、日本支社では支社としての仕事しかなく、本社で行っている重要な仕事(イメージとしては、マーケティングや戦略室など)をすることが叶わず、自分がやりたい仕事を求めて、海外転職活動をしていました。

年収は最低限、日本で働いていたときを維持出来るレベル。それ以上だったらなお良いと思っており、先進国を中心に仕事を探していました。

アジア域内は日本からも近く、家族や親戚に何かあってもすぐに駆けつけられますし、友人の結婚式などのライフイベントにも参加しやすい立地なので、シンガポールは海外転職先として、候補の中では上位に入っていました。

そうは言っても、実際に海外転職してみないと年収、そして手取り額は分からないと思うので、今回は私の経験を元に日本とシンガポールの年収と手取り額をお伝えしたいと思います。

シンガポール転職1年目の年収と手取り額

シンガポールの会社に内定をする前、日本の年収をベースにシンガポールのお給料の交渉をしました。初年のお給料はシンガポールドル(以下、SGD) 104,000、 日本円では約830万円(2021年の換算レートはSGD1=81.7円 )。

日本での年収は800万円だったので、初の目安の金額くらいだったので、承諾しました。

手取り額としては、累進課税を導入しているシンガポールでは私の年収レベルでは所得税が約11%だったので、所得税SGD11,440(約92万円)を引いた手取り額は738万円でした。

1年目では年収830万円、手取り額は日本にいた時と比べて150万円多くなりました。

年収も手取り額も年々増えるシンガポール転職2年目以降

シンガポールに転職して驚いたのは、経済成長に合わせて、毎年、年次昇給が3〜8%があります。

もちろん会社にもよりますが、私は2年目以降約5%の昇給が毎年ありました。

日本にいたときは10年働いても年次昇給がほとんどなく、微々たる金額しか毎年上がらなかったので、5%の年次昇給に驚きと嬉しさがあったことを覚えています。

そのため、

1年目の年収 SGD 104,440
2年目の年収 SGD109,200
3年目の年収 SGD 114,660
4年目の年収 SGD 120,400

シンガポールに来て4年でSGD16,000の年収アップに。毎年5%の昇給、侮れません…!

更に追い風になったのはシンガポールドルが2023年以降SGD1=100円以上になり、ここ最近は平均してSGD1=110円になったので、日本円換算をしたら、直近の年収は約1300万円。日本にいた時と比べて、年収は約1.5倍になりました。

手取り額は日本円換算すると約2倍になりました。

シンガポール転職で収入を得る場合の注意!

私の年収アップの例はあくまで一例です。

すべてのシンガポールに転職した方が同様に年収・手取り額が上がるとは限りません。

その理由としては内定した企業との年収の交渉にもよりますし、年次昇給の有無そして、上り率にもよります。これらの内容はオファー(内定)を確定する前にきちんと確認しておきたいポイントです。

そして、いずれシンガポールで稼いだお金を日本円に戻す場合、その時点での換算レートも最終的に手元に残る金額を左右します。

海外で働き、海外の通貨でお給料をもらう場合、日本円に両替するときのリスクは日頃から頭の片隅にいれておく必要があります。

以上、シンガポール転職後の年収、手取り額。そして、注意点でした。

この内容がシンガポール転職活動をする上で、参考になったら嬉しいです。

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