シンガポール在住5年以上の夫婦が住んで少し後悔したこと10選

  
\ この記事を共有 /
シンガポール在住5年以上の夫婦が住んで少し後悔したこと10選

シンガポールは給料が高く、治安が良く、英語環境、そして東南アジアの中心都市などの理由から、日本人に人気の海外移住先の一つです。

私たち夫婦もシンガポールに移住してから5年以上が経ち、基本的にはとても満足した生活を送っています。しかし実際に住んでみると、日本で生活していた時には気づかなかった「少し残念だな」と感じる部分もあります。

この記事では、シンガポール在住5年以上の夫婦が実際に感じたリアルな後悔ポイントを紹介します。

これからシンガポール移住を考えている方、海外転職を検討している方、シンガポールで働くことに興味がある方の参考になれば嬉しいです。


① 家賃が高い

シンガポールは世界でも有数の家賃が高い都市として知られています。実際に世界の主要都市と比較すると、シンガポールの家賃はニューヨークやロンドンに次ぐ水準と言われています。

例えば、東京の賃貸物件と比べると、同じような広さの部屋でも家賃が約2倍程度になるケースも珍しくありません。特にコンドミニアムは家賃が高く、外国人が住む人気エリアではさらに価格が上がる傾向があります。

私たち夫婦もこの5年間の中で、コロナ後の家賃急上昇を経験しました。現在はHDB(公営住宅)を月3,500ドルで借りていますが、契約更新のタイミングで家賃が上がる可能性もあるのではないかと感じています。

2026年現在は家賃相場は少し落ち着いてきていますが、それでも日本と比べるとシンガポールの住宅費はかなり高いと感じます。


② コスパと質を兼ね備えた外食が少ない

シンガポールで生活していてよく感じるのが、外食のコストパフォーマンスです。価格を抑えようとすると料理の質が下がり、料理の質を求めると値段が高くなるという傾向を強く感じます。

例えば一人10ドル以下で食事をしようとすると、ホーカーセンターやローカルヌードルなどのローカルフードが中心になります。もちろん美味しい料理もありますが、油が多い料理や味付けが濃い料理も多く、日本人が日常的に食べ慣れている味とは少し違うと感じることがあります。

一方で、日本人の口にも合う料理や質の高いレストランで食事をすると、一人20ドルから30ドル以上かかることも珍しくありません。そのため、気軽に安くて美味しい料理を楽しめるという点では、日本の方が外食環境は充実していると感じます。

その結果、私たち夫婦は外食よりも自炊をする機会が増えました。自炊中心の生活にすることで、食費の節約にもつながっていると思います。


③ お酒が高い

シンガポールではアルコールに対する税金が高いため、お酒の価格が非常に高いです。

日本ではコンビニで200円ほどで買える缶チューハイが、シンガポールでは800円程度することもあります。そのため、日本にいた頃のように「帰りにコンビニでお酒を買って帰る」という習慣は自然となくなりました。

その代わり、今では量を飲むというよりも、良いお酒を少し楽しむというスタイルに変わりました。また日本からシンガポールに戻る際には、チャンギ空港の到着者専用免税店でウイスキーやワインを購入することもあります。


④ 子育て・教育費が高い

シンガポールで子育てをする場合、教育費はかなり高くなる可能性があります。

例えばローカルの乳児保育園(Infant Care)でも月額約2,000ドルほどかかることがあります。年間で計算すると約24,000ドルとなり、日本円では250万円から300万円程度になります。

またシンガポールでは産休や育休が約4ヶ月と比較的短いため、その後は保育園を利用する家庭も多くなります。さらに外国人の場合は政府補助が基本的に受けられないため、費用負担はさらに大きくなります。

会社の補助がない場合、現地採用の家庭にとってはかなり大きな出費になると感じます。


⑤ 医療費が高い

シンガポールには日本のような国民健康保険制度がありません。多くの場合は会社が提供する医療保険に加入することになります。

ただし会社の保険でカバーされないこともあり、その代表的なものが歯科治療です。歯のクリーニングや定期検診、虫歯治療などは自費になるケースも多く、日本と比べると高く感じることがあります。

例えば歯のクリーニングや検診は150ドルから200ドル程度かかることもあり、日本の10割負担と比較しても約2倍ほどの費用になることがあります。

そのため、私たちは日本に帰国した際に歯医者へ行くことが多いです。


⑥ 祝日が少ない

日本とシンガポールを比較すると、シンガポールの祝日は少ないです。日本の祝日は16日ありますが、シンガポールは11日となっています。

さらに日本ではお盆休みや年末年始休暇など、企業独自の休みがあることも多いため、実際の休日日数はさらに差がある可能性があります。

シンガポールでは祝日が少ない分、連休になると多くの人が旅行に出かけます。そのためジョホールバルへの道路が渋滞したり、航空券の価格が上がることもよくあります。


⑦ 30代からの出会いが少ない

個人的な感想ですが、シンガポールでは30代からの出会いは少ないと感じました。

シンガポールでは比較的若いうちに結婚する人が多く、HDB購入の制度もあるため、早めに家庭を持つ人が多い印象があります。そのため会社の同僚の多くは既婚またはパートナーがいるケースが多く、社内恋愛の可能性はあまり高くないと感じました。

また日本人コミュニティでも駐在員は家族帯同のケースが多いため、独身同士の出会いはそれほど多くないように感じました。


⑧ エンターテイメントが少ない

シンガポールは国土が小さいため、日本のように頻繁に大きなイベントが開催されるわけではありません。また四季がないため、季節ごとのイベントも少ないと感じます。

日本では花火大会や季節行事など様々なイベントがありますが、シンガポールではそこまで多くありません。そのためマラソン大会やコンサートなどのイベントには多くの人が集まります。

その代わり、シンガポール在住者の多くは週末に周辺国へ旅行することが多いです。タイやインドネシア、ベトナムなどに気軽に行けるのはシンガポールの魅力の一つだと思います。

⑨ バスタブ付きの家が少ない

シンガポールではバスタブ付きの住宅が少ないです。多くの住宅はシャワーのみの浴室になっており、日本のように毎日湯船に浸かる文化はあまりありません。

高級コンドミニアムであればバスタブ付きの物件もありますが、家賃は月10,000ドル以上になることもあります。そのため一般的な賃貸物件では見つけるのが難しいです。

私たちは折りたたみ式のお風呂や足湯を使うこともありますが、管理が少し大変です。そのため旅行の際には、できるだけバスタブ付きのホテルを選ぶようにしています。

⑩ ヘイズ(煙害)がある

シンガポールではヘイズと呼ばれる煙害が発生することがあります。これは主にインドネシアなどの森林火災の影響によるものです。

ヘイズが強い時は空が白く濁り、焦げたような匂いがすることもあります。風向きによっては室内にいても匂いを感じることがあります。

私自身も夜中に焦げ臭い匂いで目が覚めて、火事かと思ったことがありました。ヘイズが強い時には目のかゆみや鼻の違和感など、花粉症のような症状を感じることもあります。

最後に|シンガポール移住はそれでも魅力的

日本とは違う部分も多いですが、それを理解した上で来ればシンガポール生活はとても魅力的です。これからシンガポール移住や海外転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です